2008年03月19日
肩書きと無縁でよかった
仕事柄、公的な施設での工事や打合せもよくあります。
ニュースでは、数十億だの数百億だのと、
いろいろと無駄遣いが報道されていますが、
施設の実態と見比べるとやりきれないところもありますね。
個人のお客様の場合は、
数十万単位までの工事なら、
話がスムースにまとまることが多いのですが、
施設の場合は、たとえ数万程度の工事でも、
何度も見積りをし直したり、
断念するケースが多いんです。
『予算がない』
ってやつです。
日本の社会では、
『福祉や介護の世界で金儲けするなんて』
といった風潮がありますが、それってどうなんでしょう?
仕事柄、介護に携わる方をたくさん見ていますが、
家族でもできないようなことをしてあげれる技術と精神をもっているんですから、
もっと高い報酬を得てもまったく問題はないかと…。
たった一本の手すり、
たった一ヶ所の段差の解消、
それだけで喜ぶ方がどれだけいることか。
保身第一のお役人様方は、
肩書きがなくなって、自分が介助される立場になるまで、
現実に気づくことはなさそうです。
自分の存在価値を、
『元○○』
なんて肩書きでしか表現できないような世界に無縁で幸せ。
『自分』でしか勝負できない環境にむしろ感謝でございます。

