2008年03月21日
佐川急便の研修 … 『新人研修編…もう20年近くも昔のこと』
もう20年近くも経ちました。
人生にこんな1週間があってもいいかなって新人研修から。
自分は、神奈川県内の営業所を希望していましたので、
当時の研修場所は旅館を改装した江ノ島の研修所でした。
現在は、綾瀬に教習所と隣接した研修施設がありますので、
お化けが出るって噂があった江ノ島研修所はもう存在しません。
新人研修の期間は1週間、
ただ、その前の1週間も主管店と呼ばれる大型店での予備研修もありましたので、
実質は2週間だったと思います。
あの…これから佐川に入りたいって希望している方にひとつ忠告ですが、
声出せるようにしといて下さいね。
声。
喉から出る声じゃなくて、腹から出る声です。
今の研修はどの程度の内容かは知りませんが、
声を出す点については変わっていないはずですから。
自分が受けた頃の新人研修は、
研修所ではひたすら渡されたプリント類の丸暗記、
当然、社歌1〜3番まで完璧に歌えるようになること、
出された食事は、一切残さないこと、
佐川流礼儀作法の習得、
で、運転教習って感じでした。
暗記は、ま、何度も復唱していれば覚えられる内容ですが、
講師と一対一での審査というものがありまして、
覚えているのは当然、重要なのは声でした。
ただ口先で怒鳴る・叫ぶのは×。
感情を込めて、しかも腹から出す声。
講師のいる部屋に入る時の礼儀作法から審査は始まり、
『入ります!』の声が小さければ、
この時点で礼儀失格…
『完璧…』って思っても、1回でパスすることはほとんどありません。
1週間もありますからね?
あまり次々と合格させるわけにもいかないわけです。
今はあるのかな?
『食堂社歌』
大した運動もしていないところに次々に訪れる食事の時間。
はち切れんばかりに膨らんだ胃袋を擦っている頃、
『さぁ、始めようか』
と主任講師の声。
食堂社歌、社歌の審査の開始です。
一人ずつ、食堂の前に立って、社歌を絶唱します。
顔を真っ赤に染めて、身体を捩って歌う新人に、
『なんだなんだ、その声は!』
『それがお前の精一杯か!』
『やめちまえ!やめちまえ!』
と、次々に講師陣から罵声が浴びせられます。
大きい声を出そうと、身体を反らせる奴らはほぼ失格です。
本当に声を腹から搾り出すと、身体はだんだんくの字に折れ曲がっていくものです。
自分の行った研修では、ほぼ毎回のように歌いながら嘔吐する者、
身体をくねらせたまま失神して倒れる者がいましたよ。(;^_^A
それを見た講師は、
『惜しかったな』とニヤリ。
審査の個人別進捗グラフもありましたので、
遅れている人間は一目瞭然。
最終日まで食堂社歌を涙と鼻水にまみれて歌ってるのもいましたね。
お蔭様で、激しいデットヒートの末、
一位で審査を終了!
ま、一位だからって何のメリットもないわけですが、
自己満足といいますか、負けず嫌いの性格が功を奏しました。
研修の内容云々は別として、
腹から声が出せる人間は強いと思います。
声に張りがあるって、すごく得をするんです。
ほんと、声って大事です。
カラオケに行っても声量では負けません。
新人として受ける研修は1回行けばいいかなって感じでしたが、
入社後には、中堅社員向けの『営業強化研修』ってやつも。
その辺のお話は、また折を見て。。。

