aamall

2008年06月30日

ケアマネージャーさんと住宅改修

仕事柄、数多くのケアマネさんと接する機会があります。

ただ、いつも思うことなんですが、ケアマネさんは皆さん非常にご多忙。
ですから、住宅改修に関する業務はできる限り任せたい…、
といったところが本音なのではないでしょうか?

中には、非常に住宅改修に精通した方もいらっしゃいますが、
多くの場合、やはり施工業者がイニシアチブをとることになると思います。
ただ、施工業者次第では、逆に手間が掛かってしまうこともありますよね?

介護保険を利用した住宅改修の場合、一般的な流れとして、

1》 住宅改修の依頼、または提案
まずは、手すりの設置や段差の解消工事など、利用者さんからケアマネに、
またはケアマネから利用者さんにといった経路で、改修工事の必要性が生じます。
ここではやはり、ケアマネさんの存在が大きいですね?

2》 現地調査
依頼を元に、我々施工業者が訪問し、現場調査を行います。
この時点では、当初の依頼箇所が変更する可能性もあります。
やはり、数多くの施工例から、より適切な箇所、部材をご提案しますので、
『そうね…そっちの方がいいわね?
といった流れになることが多いですね。

注意しなければならないのは、介護リフォームに不慣れな業者の場合、
予算面や、素材、取り付け場所などの具体的なアドバイスができないことです。
できれば、介護保険の適用金額内で納めたいという方が多い現状の中、
通常のリフォームと同様に、施工箇所を広げて、
過度な自己負担を要する工事の提案をするケースもあるようです。
独居の利用者さんと不慣れなケアマネさんなどの組合せの場合、
こういった業者の術中にはまりやすいですね。
私たちの場合、この現地調査の場にケアマネさんが同席するのは半分程度。
ケアマネさんから一本電話を入れていただければOKなんです。
ご利用者さんへの対応、介護保険を利用した住宅改修のご説明までお引き受けしますので。

3》 書類作成
ここが大きなポイントとなります。
介護保険を適用した住宅改修の場合、
以下の書類を事前に役所へ届け出る必要があります。

【施工前:申請時に必要な書類】 ※横浜市の場合
--------------------------------------------------------------------------------
□ 介護保険給付費支給申請書
□ 明細入力票3
□ 住宅改修が必要な理由書
□ 介護保険給付の申請・受領委任状 《受領委任払いの場合》
□ 見積書
□ 見積額内訳書 《工事を行う箇所、内容、規模等が明記されているもの》
□ 工事施行前の写真
□ 住宅改修後の完成予定の状態がわかるもの 《写真又は簡単な図を用いたもの》
□ 所有者の住宅改修承諾書 《借家の場合》
□ 賃貸契約書の写し 《借家の場合》


これ…、全部利用者さんやケアマネさんが用意するのは非常に手間と時間を要しますよね?
できないこともないのですが、やはり何度も役所に足を運ぶことになるのではないでしょうか?

当社では、理由書、また利用者さんにご用意いただく書類以外はすべて作成します。
また、ご依頼があれば申請業務まで代行しますので、
この点が、通常の施工業者との大きな違いかもしれません。

4》 施工
届出が受理されると、通常1週間程度《地域によって異なります》で、
役所から『住宅改修に関するお知らせ』といった書類が届きます。
一応、申請時には施工予定日を記載しますが、
部材の納期や、ご利用者さんのご都合などで前後することもあります。
工事に際しても、当社の場合ケアマネさんの同席は必要ありません。
ご利用者さんへのご挨拶から、取り付け箇所の確認、説明、
また施工後の確認作業や写真撮影なども一貫して承ります。
もちろん、作業終了のご報告まで…。

5》 施工後
施工後に必要となる書類を作成します。

【施工後:工事後の申請時に必要な書類】 ※横浜市の場合
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□ 領収書     
□ 工事内訳書      
□ 工事施工後の写真     
□ 住宅改修後の総費用額が確認できる書類

施工後には上記書類を作成し、提出することにより、
工事価格の90%が還付される仕組みになっています。※償還払いの場合
《20万円以内の工事価格中、10%が自己負担となります》

なお、施工後の申請時には、領収書の原本が必要となります。
《確認印を押してすぐ返却されます》


介護保険を利用する場合、たった1本の手すりを取り付ける際にも、
上記のような流れが必要になるんですね。
これらをすべてケアマネさんがしていたら、それはもう大変な労力が必要です。

介護保険を利用した住宅改修は、上限が20万円となっていますので、
ほとんどの場合、朝から作業させていただければ1日で完了します。
しかし、私達にとっては一度きりのご縁でも、ケアマネさんにとっては、
その後も長いお付き合いになるんですね。

『ケアマネさんから紹介された業者の仕事が酷くて…』

なんてことになれば、その後の人間関係にまで響いてしまいます。

ケアマネさんからの紹介となれば、私達への信頼度も非常に高くなり、
また、逆に私達がいい仕事をすれば、ケアマネさんへの評価もアップするんですね。

長いお付き合いがあって、気心が知れた業者さんをお持ちのケアマネさんならともかく、
実情は、住宅改修の依頼のたびに悩んでしまうケアマネさんも多いのでは?




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remode at 18:55│Comments(0)この記事をクリップ!介護リフォーム 

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